アパレル向けDX(デジタルトランスフォーメーション)プラットフォーム「Prock(プロック)」β版を4月21日にリリースしました。

Prockは、1つのプラットフォーム上で、企画した商品の3Dデジタルサンプル制作依頼、進捗管理、完成データの受け渡しや修正依頼などのコミュニケーションをワンストップで行える、アパレルDXプラットフォームです。
今後機能追加や連携サービスを通じ、洋服づくりにおける各種サービスを当プラットフォーム上で提供していきます。

アパレル業界では在庫の大量廃棄が従来より社会問題となっており、サステナビリティへの対応が求められています。
当社は設立当初からアパレル業界における在庫課題を解決すべく、企画から販売までのデジタル化を促進してきました。
Prockでは従来の洋服制作に必要なサンプルを3Dデジタルサンプルに置き換えることにより、業務効率化とコスト削減に貢献します。さらにサンプルだけでなく、アパレルの企画から販売までの一連の工程をデジタル化して新たなサプライチェーンを構築します。

年内にSNS特化型AI受注予測ツールと連携し、これまでの人の感覚による発注/生産体質を変革させ、製品の企画から生産までデータドリブンに業務可能なシステム提供を行って参ります。結果として、必要な数だけを生産することで余剰在庫を減らすと同時に利益率の改善にもつながります。

【Prock導入のメリット】
利益率改善
パターン作りやサンプル作成にかかる人件費等を削減することにより利益率改善が見込めます。

サステナビリティへの取組み
3DCG上でリアルタイムにデザイン修正や色・柄・素材変更などができるため、サンプル枚数の削減につながります。

生産工程におけるコミュニケーションコストの低減
企画から生産・販売までの煩雑なやりとりを1つのプラットフォーム上で行うことで、コミュニケーションコストを抑えることが可能です。

発売までのリードタイム短縮
CGサンプルはそのままSNSやECなどに活用することができるため、ささげ業務*を効率化することにより撮影販管費の削減と効率化が実現できます。