May 26th, 2022
アパレルDXプラットフォーム「Prock」にデジタル生地データを搭載
アパレルDXプラットフォーム「Prock」に新たな機能として生地連携を追加し、2022年5月26日より提供を開始いたします。
リリース時には、スタイレム瀧定大阪株式会社(代表取締役社長:瀧隆太、大阪市浪速区)、瀧定名古屋株式会社(代表取締役社長:瀧健太郎、愛知県名古屋市)、カジグループ KAJIF(代表取締役社長:梶政隆、石川県金沢市)3社の生地合計約5200種類をProck上に搭載します。
今秋には宇仁繊維株式会社、コスモテキスタイル株式会社の参画も予定しています。
今後も繊維商社やテキスタイルメーカーと連携強化を行い、デジタル技術を用いた洋服づくりを普及させていきます。
【生地連携機能】
従来は、デジタルサンプル上で実際に生地の柄、素性(混率)、質感、厚さなどを再現するために、スワッチ(生地見本)を郵送してもらい、生地をデジタルデータ化していました。
Prockへ生地商社やテキスタイルメーカーのデジタル生地データを連携することで、デジタルサンプルの作成依頼時にライブラリから生地の選択が可能になり、シームレスな商品企画が実現します。
【デジタル生地データとは】
シミュレーション*した際にシルエットに影響するデータ(重量・厚み・曲げ強度・引張強度などの物性情報を元に計算して作られたデータ)と、レンダリング*時に表面の質感を表現するためのテクスチャデータ(カラー・反射率・細かい凹凸・透明度などを表す画像)を組み合わせて、デジタルで再現した生地です。
*シミュレーション
物理現象をシミュレートすることでアニメーションを作成する技術。手付けでは難しいリアルな動きを表現できる。例えば、キャラクターの髪の毛、揺れる装飾品(揺れもの)、スカートなどにはキャラクター本体のアニメーションに応じて自動的に動きを計算する物理シミュレーションが設定される場合もある。
*レンダリング
3次元CG空間内に配置されたモデル、ライト、カメラなどの情報をもとに計算を行い、2次元CGを生成すること。
(CG World Entry.jpより https://entry.cgworld.jp/terms/物理シミュレーション.html)
▼「Prock」についてはこちらのリリースをご覧ください
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000040500.html
Contact